【事例取材】アンファー株式会社_川島 美優さん

 NewsTVの動画配信サービス「ビデオリリース」をご活用いただいている企業様へのインタビュー企画第1弾は、アンファー株式会社でスカルプD ボーテを担当されている川島さんにお話を伺いました。
スカルプD ボーテにおけるマーケティング課題やビデオリリース実施後の具体的な数値の変化など長尺動画の効果についてお話いただきました。


川島 美優さん(右)
アンファー株式会社
スカルプD本部 スカルプD ボーテブランド部
プロモーション課 課長

今井 初(左)
株式会社NewsTV
総合企画営業局 第一営業部 部長
(アンファー 様ブランド担当)


ーースカルプD ボーテのブランド紹介と川島さんの業務内容は?

今井:まず、自己紹介を兼ねてスカルプD ボーテのブランド紹介と川島さんが日常的にどんなお仕事をされているかを教えてください。

川島さん:アンファー株式会社でスカルプD ボーテを担当している川島 美優と申します。
スカルプD ボーテは30代以上の女性で髪のお悩みがある方に向けたブランドです。
その年代になると髪の毛が少し薄くなってきたり、ハリ・コシがなくなってきたりするので、そのような悩みを抱えている方に向けたブランドとして提供させていただいております。
担当業務は、プロモーション業務がメインで、インフルエンサーを使ったSNS施策や、動画を使ったプロモーションを担当しています。

今井:私もスカルプD ボーテのシャンプーを使っていますが、 スカルプシャンプーは髪がキシキシする使用感をイメージしていたのですが、このシリーズはまったくそういうことがなく、 香りも良くて仕上がりがふわふわになるのでとても気に入っています。

川島さん:ありがとうございます。ノンシリコンシャンプーは、髪の毛がキシキシするというマイナスイメージが強いのですが、そのようなマイナスのイメージを払拭するために、「ボーテオリジナル」と「フワリー」は、髪の仕上がりにもとてもこだわった商品になっています。

ーーNewsTVを知るきっかけは別チームからの紹介

今井:続いて、NewsTVのサービス利用についてお伺いしたいと思います。
アンファーさんでは、2015年頃からCM発表会やミノキのブランドなどでビデオリリースをご活用いただいていますが、川島さんがNewsTVやビデオリリースを知ったきっかけは何でしたか?

川島さん:男性用シャンプーブランドのスカルプDを担当しているチームと話をしている時に「こういう動画作ってすごく良かったよ」という日常的な会話の中からNewsTVを知りました。

今井:ありがとうございます!スカルプD ボーテの製品の機能性やこだわり、使用感などを伝えるには、動画がマッチするのではないかと思いスカルプD ボーテチームの方を『紹介してください!』とお願いしていました。

川島さん:紹介してもらえて良かったです!

今井:社内のブランド間の情報共有から企業を紹介してもらうことは、アンファーさんではよくあることなのでしょうか?

川島さん:はい、私たちのオフィスではさまざまなチームが隣り合って座っているので、「最近SNSでこんな施策をしていたけど、どこで実施しているの?」といった日常会話の中からその企業を紹介してもらうということはありますね。

今井:日常会話の中でNewsTVの名前が上がってきたのは嬉しいですね!NewsTVを初めて紹介されたとき、どのような印象をもたれましたか?

川島さん:当時、私たちのチームはSNSなどの短い動画をメインで運用していたので、ビデオリリースのような長尺の動画が合うのか、反応はどうなのかといった不安は正直ありました。

今井:インフルエンサーを介してTikTokやYouTubeショートに投稿されてましたよね。

川島さん:そうですね、それがマッチすると思っていましたし、ビデオリリースのような長い動画はどうなんだろう?というようなプラスではない印象を持っていました。

今井:他の企業でも短尺動画を活用されていますが、構成や目的も異なるので、テレビCMや短尺動画と組み合わせるかたちで実施していただくとよいかもしれないですね。
そのような活用も増えてきているので、施策にマッチしたタイミングで実施できて嬉しいです。

ーー短尺動画では本当に伝えたい商品の良さが伝えられなかった

今井:ビデオリリースの実施前に、プロモーションにおいて困ったことや課題はありましたか?

川島さん:スカルプD ボーテは医薬部外品で、しっかりとした効果効能があるところが売りなのですが、短尺の動画ではその部分がうまく伝えられず、反応もよくないということがありました。また、紙媒体やウェブ媒体では、文字が多すぎてしっかりと読んでいただけないことも多く、良い商品なのに良さを伝えきれていないところが大きな課題でした。

今井:紙媒体は文字数が必要になるので、動画を使うことによってより視覚的に情報を届けられるのは良いですよね。

ーーNewsTVを選んだ決め手は動画の”チャレンジ枠”

今井:たくさんの課題解決策がある中で、 NewsTVを選んでいただいた決め手を教えていただけますか?

川島さん:弊社のスカルプD ボーテでは、これまで商品を紹介する動画を作ったことがなかったので、まずは動画制作にチャレンジしてみようというチャレンジ枠で決めたという感じですね(笑)

今井:ありがとうございます(笑)
最初は、リニューアルのタイミングで認知施策や理解を深めるための施策として実施いただきましたよね!

川島さん:そうですね!通常はSNSや動画を作る代理店とその後の広告配信を依頼する企業が別なことが多いのですが、御社は動画制作から広告配信まで一括対応で金額やimp数までを想定してプランを提案していただけるので、少人数で運営している私たちとしてはとても助かっています。一つの制作物からプロモーションをスムーズに進められて、施策も組みやすいので魅力的でした。

今井:提案の段階から制作チームや運用チームと一緒にスカルプDボーテの最適な配信方法やクリエイティブを話し合ってご提案させていただいているので嬉しい限りです。

川島さん:いつも何パターンも出していただいていてとてもありがたいです!

今井:作りたい動画やその時の目的に合わせて、いろいろな選択肢をご提案しながら一番いいものを選んでいただき制作できたらと考えているので、今後も良いかたちでご提案したいと思います。

ーー撮影や制作段階で印象に残っていることは?

街頭インタビューで生活者の声を動画コンテンツ化 動画URL:https://news-tv.jp/_ct/16961671

今井:実際にNewsTVのスタジオや街頭で撮影させていただきましたが、撮影やスケジュールなどで印象深かったことはありますか?

川島さん:撮影の内容ではなく申し訳ないのですが、2回目のシャンプーの撮影を、街頭でさせていただいていた時に、モデルさんの1人がベビーカーを引いていらっしゃって、幼いお子さんを連れていました。撮影中お子さんはどうするんだろう?と不安になりましたが、ディレクターの方がずっとベビーカーを揺らしたりお子さんと会話したりしていたことがとても印象的で、スタッフさんの温かみを感じましたね。

今井:お子さんを連れての撮影も多かったり、赤ちゃん製品の撮影もすることがあるので、子守りをすることに慣れているスタッフが多いです。
より良いものを作りたいという気持ちで、私たちで何かできることがあればサポートさせていただければと思っています。
スケジュール調整や普段のやり取りについて、印象に残っていることはありますか?

川島さん:普段のやりとりは主にチャットでさせていただいていますが、すぐに返信いただけるのでとてもやりやすいです。私も即レスタイプなので、すぐに話が進むのはありがたいなと思っています。

今井:オンラインで会話しているくらいのスピードでチャットしてますよね(笑)
NewsTVではスピード感を意識していて、撮影までのスピードも含めて、普段のやり取りもスピード感を持って対応をさせていただくよう心がけているのでそう言っていただけて嬉しいです!

ーー初稿を受け取った時は『こんなにレベル高く上がってくるんだ』

今井:次に、撮影を終えて初めて動画の初稿をお渡しした時の率直な感想を伺えますか?

川島さん:私自身、動画のプロモーションに関わるのは御社が初めてだったので、初稿を受け取ったときは「初稿ってこんなにレベル高くあがってくるんだ」と驚きました。
文字入れやアレンジも含めて、撮影した動画からこんな風に作れるということに感動しました。

今井:最初のお取組みで制作した動画は、スカルプD ボーテのリニューアルのタイミングだったので、リニューアル後の色味やトンマナなどは動画にも活かせるように社内でも研究して、初稿に反映しました。

川島さん:色々考えていただいたことをすごく感じました。
弊社ではノズルの色味がポイントになっていたので、初稿にそれを取り入れていただき、バナーの背景などに使われているところは細かい気遣いが感じられました。

今井:いろんな素材などを先んじてご共有いただいていたので、初稿からより具体的にお出しできたと思っています。

ーー社内での反応は?

今井:動画の初稿について、社内で評判やフィードバックなどありましたか?

川島さん:あまり「良い」「悪い」という会話はしないのですが、「こんなにキレイにまとまるんだね」といった話は聞こえてきました。

今井:撮影は素材ごとに撮るので、最終的なイメージがしにくいと思いますが、初稿はクオリティ高く作れるように努めています。

ーー動画の2次利用の活用方法

今井:ビデオリリースの配信プランには、制作した動画をウェブ広告以外であればご活用いただける2次利用のオプションがあり、アンファーさんにもお渡ししていますが、どこかで使用されていますか?

川島さん:店頭のモニターで使う計画もありましたが、モニターの設置費用がかかるため断念しました。今は、モールのLP(ランディングページ)の中に埋め込むかたちでチャレンジをしています。

今井:ありがとうございます。流通企業との商談時など、営業のツールとしても使えるので、 たくさん使ってもらえると嬉しいです!

ーー広告配信後の新規購入者が138%アップ!

今井:続いて、広告配信について伺います。
ビデオリリースの特徴として、InstagramやX(旧Twitter)に配信する時にNewsTVのアカウントから第三者的な形で広告配信します。
この配信について、配信効果や実際にお客様からの反響などはいかがでしたか?

川島さん:最近配信した動画では、季節的にもマッチしていたことと、Instagramへの投稿に合わせて新しくチャレンジしたスクエアサイズでの配信が効果的だったようで、新規の購入者が138%増えて、しっかり効果が出てる!ととても嬉しく思いました。
また、ビデオリリースを実施した際には、自社サイトでセールを行っているときはリンク先を自社サイトに、モールセールがある場合はモールを導線にするなど都度変更いたしました。そうすることで、売り逃しなく、実績をつくることができ、動画のクオリティと受け皿のつながりは大切なんだなと感じました。

今井:最初からスクエアサイズでの配信というのは私にとっても新しい試みでしたが、良いフィードバックをいただけて嬉しいです。

川島さん:Instagramなどの媒体に合わせたサイズで配信しようとご提案いただき、配信してみたら数字としてしっかりと効果が現れて、媒体に合わせた配信でこれだけ変わるということが見えたので新しい発見でした。チャレンジしてよかったです!

今井:ありがとうございます!
NewsTVでは日々ナレッジを貯めていて、アンファーさんにも効果がありそうな事例があったのでご提案させていただきました。
これからもタイミングごとに、一番最適なかたちでサポートを続けられたらと思います。

ーー1回の配信でこんなに効果があるとは思わなかった

今井:先ほど新規のご購入が増えたというお話がありましたが、それは施策実施前に想定できていた数値だったのか、想定よりも良かったのかなどご感想をいただけたら嬉しいです。

川島さん:正直、そこまでの効果は予想していませんでした。3回、4回と何度も繰り返すことでお客様が取り込めるものだと思っていたので、1回の動画投稿と広告配信であれだけ数字に現れたことにはとても驚きました。

今井:ミドルファネル(※)に向けての配信ということで、購入までのきっかけ作りを目的としたご提案をさせていただいていた中で、実際に購入につながるお客様がたくさんいらっしゃったことは嬉しいです。

川島さん:動画のクオリティの高さがこの結果につながったと思っています。

※MOFU(Middle of the Funnel)認知以上、購買未満のユーザー

ーーNewsTVの貢献ポイントや実施後の気づきについて

今井:ビデオリリースがどのような場面で、どういう点で貢献できたのかを教えていただけますか?

川島さん:認知を広めることを目的として実施しましたが、短尺動画では叶わなかったブランド名+商品のポイントを”しっかり伝えきれる”ところが魅力的だなと感じています。

今井:お話いただいた貢献ポイント以外で、NewsTVの気に入っているところやビデオリリースを実施した後に初めて気づいたことなどあったりしましたか?

川島さん:お気に入りのポイントは、動画制作から広告配信まで一貫してお願いできることですね。安心感もあり、とても助かっています。
また、トレンドを意識してずっと短尺動画で運用していましたが、商品の良さをしっかりと伝えられるビデオリリースを試してみて、新規顧客が増えたことから、商品特性やターゲットに合わせた媒体を選ぶことがトレンドに乗ることよりも大切だと実感しました。

今井:ターゲットに合わせて段階的にご提案させていただいた結果、良い反応が返ってきたのだと思います。コンテンツと媒体の相性も良く、サイズも合っていましたよね!

川島さん:サイズはぴったりでした。とても良かったと思います。

今井:今後もいろいろお話しながら、動画で伝えられることをしっかりご提案したいと思います。ちなみに、これまでビデオリリースをご活用いただいて、今後のサービスの活用プランなどはありますか?

川島さん:具体的なプランはまだざっくりしているのですが、電気ブラシでビデオリリースを活用したいと考えています。この商品は「動き」を見せるのが特徴なので、その点を活かして活用したいと考えています。

今井:ご提案にあたってアンファーさんの商品を色々見せていただいていて、電気ブラシは社内のメンバーも興味を持っていました! お風呂でも使えるとか?

川島さん:はい、お風呂でもご使用いただけます!そのような機能を見せられるのではないかと思って検討しています。

今井:動画を使ってこの商品の良さを届ける方法を考えて、ご提案できることを楽しみにしています!

ーービデオリリースをおすすめするとしたら?

今井:最後に、ビデオリリースを他の部署や他社におすすめする場合、どのような課題を抱えた企業におすすめしたいと思いますか?

川島:私たちと同様に、インフルエンサー施策や短尺動画を試しても、認知度が上がらずコンバージョンにも至らない企業にはおすすめできると思います。トレンドにとらわれず、商品自体のポイントをしっかり伝えることが重要ですから、ビデオリリースはその点で適しています。
私が最初にお取組みさせていただいたときは、プロモーションや動画を作ることも初めてですごく緊張しましたが、今井さんをはじめ、NewsTVの皆さんは親しみやすく、制作のスケジュールや内容をしっかり詰めてくれて手離れも早いので、初めて動画を作る方でも安心して任せられると思います。

今井:ありがとうございます。
NewsTVとしては、クライアントがどれだけ安心して進められるかを意識しています。動画制作をしたことがない企業や、たくさん制作しているけど新たな挑戦をしたい企業など、幅広い企業に活用していただければと思います。

今後もスカルプD ボーテの認知拡大のお手伝いをしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!


◆スカルプD ボーテのビデオリリース


関連記事

TOP