企業にとって、新しい人材を獲得することはとても重要。
しかし、どのようにアプローチすることで"ほしい人材"が獲得できるのかは、採用担当者にとっては大きな悩みと言えます。
NewsTVでは就職活動経験のある20歳から25歳の男女354名を対象に、『就職活動に関するアンケート』を実施し、就職活動における情報収集や企業を選ぶポイント、また採用動画の有効性について調査致しました。
インターネットやSNSを使った情報収集はメジャーに
Q.あなたの就職活動に関する情報取得先を教えてください。(複数回答可)
就職活動の情報収集先として、インターネットやSNSは必ずと言ってよいほど使用されています。中でも就職情報サイトを利用している回答者は10.39%と最も多く、就職情報サイトを見てから、企業のHPやインターネット検索を活用している人も多いのではないでしょうか。
また、YouTubeやX(旧:Twitter)、InstagramなどのSNSを活用した情報収集も多くなっており、画像や動画などを使うこれらのメディアは、企業の雰囲気や社員の声などをリアルに伝えることができるため、入社後のイメージが付きやすく就職活動に役立つと考える人が多いと考えられます。
応募企業を選ぶ基準や気になるポイントは、給与や環境、ワークライフバランスを重視
Q.あなたが就職活動で応募したい企業を選ぶ際に、最も重要視する部分を教えてください(複数回答可)
応募企業を選ぶ際に最も重要視するのは『給与・待遇』の16.67%、つづいて『福利厚生』『働く環境』という結果となりました。
『チャレンジできる環境』や『自己成長できる環境』は約3%とあまり重視されていない様子が伺える一方で、7.91%の人が『やりがい』を選んでおり、仕事へのやりがいは気になりつつも、自身の成長は応募企業を選ぶ基準としては重要視していないことがわかります。
また、企業の『成長性』や『将来性』などの企業に関する項目は4%前後とあまり重要視されていません。
これは、気になるポイントや事前に知りたい情報でも重なり、応募する時点では企業情報よりも入社後のイメージが湧く情報の取得を求めているため、企業は社員やオフィス環境など、リアルな情報を発信することが大切だと言えるでしょう。
企業の採用動画を観て志望度が上がった人は約60%以上!
Q.あなたは就職活動中に企業の採用動画を観ましたか?
就職活動中に企業の採用動画を『観た』と回答した人は全体の46.6%(165名)で『観ていない』が多い結果となりました。
しかし、回答者を学生と社会人で分類して見てみると、『就職活動中の大学生または大学院生』『就活終了(内定承諾済み)の大学生または大学院生』では、それぞれ60%以上の人が『観た』と回答しており、すでに社会人の人たちと比べて20%以上の差がありました。
これは、コロナ渦の影響で採用動画を活用する企業が増え始めたため、社会人3年目以上の人が就職活動をしていた時期にはあまり活用されていなかったためだと考えられます。
一方で、現在就職活動を行っている大学生、または大学院生は、採用動画を多くの人が観ていることから、企業の採用活動において採用動画の活用は進んできていると言えそうです。
Q.就職活動中に企業の採用動画を観て、企業に対する印象や志望度に変化はありましたか?
企業の採用動画を観たと回答した165名に、採用動画を観て印象や志望度に変化があったかを聞いたところ、『志望度が上がった』と回答した人は102名でした。
『志望度が下がった』と回答した人は15名にとどまっており、採用動画を観ることによってマイナスイメージに繋がることは少なそうです。
また、採用動画を観た人たちはどのような採用動画を観たのかを聞いてみると、最も多かったのは『事業内容や将来性』でしたが、つづいて多く見られていたのは『社員のインタビュー』『社風や働き方』『社員の1日の流れ』など、働く環境についての採用動画が多く回答されています。
このように、採用動画を通して社員のリアルな様子を観ることにより、入社後のイメージがしやすくなったことから、応募の際に重要視するポイントがクリアになったことで志望度のアップに繋がったと考えられます。
また、採用動画を観て特に印象に残ったことを聞いたところ、最も多い回答は『社員の生き生きとした姿』で21.21%でした。
これから採用動画を制作する企業は、これらの回答を参考にして動画を制作することで“ほしい人材”の獲得に繋がるかもしれません。
NewsTVでは、採用に関する動画を「伝わる動画コンテンツ」として制作し、様々なニュースサイトやSNS、動画配信サービスなどで発信することで、企業の採用活動を『ビデオリリース』を通じて強力にサポートして参ります!
調査機関:surveroid(https://surveroid.jp/)
調査期間:2024年1月16日〜1月17日
調査対象:全国の20歳~25歳の女性と男性
回答数:女性168件・男性186件
調査方法:ネットリサーチ