SDGsとは、『持続可能な社会』を実現するために掲げられた17項目の目標のことです。
SDGsに取り組む企業が増えていたり、SDGsという言葉を耳にする機会が増えてきている現在、実際にどれくらいの人が認知し、どれくらい興味をもっているのでしょうか。
NewsTVでは、20代以上の男女542名を対象にSDGsに関するアンケートを実施し、SDGsの認知度と興味関心について調査致しました。
興味が持てるのは人権問題や環境問題に関する項目が多い結果に
約8割の人がSDGsについて『知っている』と回答
1.あなたはSDGsを知っていますか?
SDGsについて、もっとも多い回答は『聞いたことはある』で43.0%、『知っている』が33.6%『とてもよく知っている』が7.7%となっており、SDGsについて認識している人は84.3%にのぼることがわかりました。
SDGsについて認識している84.3%の人を年代別で見ると、60代以上の人が95人とSDGsへの認識は最も多い結果となりましたが、20代、30代は『とても良く知っている』と回答する人が他の世代よりも多く、40代以上よりもより深くSDGsについて認識していることがわかります。
これは、企業によるSDGsに関する取り組みが活発化していることから、生活の中でSDGsに触れる機会が増えたことがきっかけとなり、SDGsについて詳しく知ることができたのではないでしょうか。
SDGsを知ったきっかけはテレビが圧倒的!
興味が持てるのは人権問題や環境問題に関する項目が多い結果に
2.あなたは何がきっかけでSDGsを知ったり興味を持ったりしましたか。(複数回答可)
SDGsを知ったり興味をもつきかっけとして圧倒的な回答数となったのはテレビ番組で333名。テレビCMの85名を合わせると、テレビはSDGsの認知度向上に大きな役割を果たしているようです。
また、テレビを除いた項目を年代別で見てみると、20代から40代の人はインターネットメディアを通じてSDGsのことを知る人が多く、60代以上の人たちは新聞を通じてSDGsを知る機会が多いようです。
一方で、60代以上約15%の人たちはインターネットメディアを通じてSDGsを知ったり興味を持ったと回答しており、どの年代においてもSNSやYouTubeなどのインターネットメディアは、SDGsの普及に貢献していると言えます。
3.SDGsの17の目標のうち、あなたが特に興味がある/興味を持てるものはどれですか?(複数回答可)
SDGsの17の目標のうち、『特に興味がある/興味を持てるもの』TOP5は以下の5項目でした。
1位:1.貧困をなくそう(178名)
2位:14.海の豊かさを守ろう(159名)
3位:3.すべての人に健康と福祉を(157名)
4位:13.気候変動に具体的な対策を(143名)
5位:2.飢餓をゼロに (136名)
この結果から、『1.貧困をなくそう』『3.すべての人に健康と福祉を』などの人権問題や、『14.海の豊かさを守ろう』『13.気候変動に具体的な対策を』などの環境保全や気候変動対策に関する項目に関心があることが見受けられます。
SDGsに対して興味はあっても、自ら『情報収集はしていない』
4.あなたは企業のSDGsの取り組みについて、自ら情報収集することはありますか?
情報収集をされている場合は、あてはまるものを教えてください。(複数回答可)
SDGsについて、62.8%の方は『情報収集をしていない』と回答しており、企業のSDGsの取り組みについては、まだ多くの人が情報収集していないことがわかります。
また、情報収集していると回答した人においても、『ニュースサイト等でSDGsの記事を読む』が109名と多い中、企業のホームページやSNS、YouTubeチャンネルを見て情報収集している人は多くないことから自らSDGsに関する情報を取りに行くことは少ないようです。
企業がどのようなSDGsに関する取り組みを実施しているかをホームページやSNS等で記載・発信するだけでは、その企業のコアなファンなど積極的に情報を取得しようとする層以外の、多くの生活者に情報を届けるのは難しいと言えるのではないでしょうか。
NewsTVの『ビデオリリース』では、企業のSDGsに関する取り組みを「伝わる動画コンテンツ」として制作し、様々なニュースサイトやSNS、動画配信サービスなどで発信し、情報を届けております。
ぜひ、ご活用いただいた企業様のビデオリリース事例をご覧ください。
NewsTVは今後も、SDGsをはじめとする企業の取り組みや商品、サービスなどのマーケティング活動を『ビデオリリース』を通じて強力にサポートして参ります!
調査機関:surveroid(https://surveroid.jp/)
調査期間:2023年7月26日〜7月27日
調査対象:全国の20歳以上の女性と男性
回答数:女性271件・男性271件
調査方法:ネットリサーチ