【連載】第7回 動画広告虎の巻「離脱分析で完全視聴率を上げる方法〜マクロ編」

こんにちは。NewsTVでディレクターをしている市川と申します。
こちらのコラムでは、動画広告作りに関するポイント・注意点を”制作”チームの視点からお伝えしていきます。

前回に引き続き、完全視聴率の高い動画を作るために、NewsTVが実際に行なっている離脱分析についてお話させていただきます。
私が所属する映像制作部の離脱分析には、①ミクロの分析②マクロの分析の2パターンがあります。 今回はマクロの分析についてです。

1「マクロの離脱分析」とは?

マクロの離脱分析は、簡単に言うと「完全視聴率の高い動画低い動画のグラフなど、様々なタイプの動画のグラフ全体を比べて、違いを知ること、原因を考えること」です。
典型的な例をあげましょう。

上のグラフは完全視聴率が「高い動画」と「低い動画」の動画の視聴人数の変化を比較したものです。

ここでハッキリわかるのが「開始10%付近で大きな差がついている」ことです。
実は完全視聴率の良い動画は、この開始10%での貯金によって良い数字を生んでいるケースが大半です。

この開始10%の違いは、クリエイティブ以外にも複数の要素が絡みますが「動画の構成上に改善すべき点がある」ケースが明らかになっています。

2 、マクロの離脱分析でわかった「動画の改善点」

マクロの離脱分析の結果として、全体として「完全視聴率が低くなる」クリエイティブのパターンが明らかになっています。
その一例をご紹介します。

①開始10%に「広告感」を強く感じる箇所がある動画

NewsTVは動画をニュース形式にすることで、コンテンツに落とし込み、視聴者に興味を引くことに成功しています。
しかし、冒頭に広告感を強く感じる箇所があると、広告へと印象が変わってしまいます。

例えば、冒頭・もしくは開始数秒のところで「企業のロゴ」や「商品のロゴ」が大きく表示され、始まるパターンです。このような動画は完全視聴率が低いグラフになる傾向がありました。

②開始10%で「金額を強調」する動画

動画の冒頭が、金額表示を全面に押し出したシーンから始まる動画は、開始10%で数字を落とすため、完全視聴率が低いグラフになる傾向がありました。
値段を出す場合は「商品やサービスの特徴、メリットの解説」→「値段」という流れにすると視聴者の共感が得られやすいようです。

マクロの離脱分析もあくまで一例で、これ以外にも様々なケースがあります。
こうした離脱分析によって「避けるべき形」が判明し、NewsTVのクリエイティブは日々、少しずつ少しずつ改善を重ねています。

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